大人のピアノ教室の選び方を徹底解説!失敗しないポイント10点を紹介

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ピアノを教えてもらいたい
体験レッスンに行く予定だけどどんな点に注目すればよいかわからない
自分に合った音楽教室の探し方って?

はじめてのピアノ教室選びで、わからないことだらけになっていませんか?
音楽教室に限らず、何かを始めるときって自分の選択が正しいのか不安になりますよね。

ピアノ教室は月謝が1万円前後のところも少なくありません。
どこの教室に通うか、選択を失敗したくはないものです。

本記事ではピアノ教室に通って15年以上の筆者がどんな点に着目して教室選びをするとよいかを徹底解説します。
この記事を読めば、自分に合ったピアノ教室の探し方がわかります

相性の良い教室・先生と出会って楽しいピアノライフを送りましょう!

ぜひ読んでみてください。

この記事でわかること

ピアノ教室選びで注意すべき点

もくじ

ピアノ教室の先生との相性

採用試験があるか

企業で運営している教室であれば、採用試験があるかどうかを見てみましょう。

試験があれば、第三者から見て「この人はピアノの先生を任せても問題ないな」と判断されているわけですから、まず安心できますよね。

経歴や受賞実績があるか

ピアノの先生になるのに資格は必要ありません。
なのでピアノの演奏者としても、先生としても、優れている方なのかをすぐに明確に見分けることは難しいです。

少なくとも、有名音楽大学出身であればそれだけ音楽の勉強をしてきた方ということになります。
また、コンクールなどで受賞経験があれば演奏者として評価されてきた実力者ということがわかります。

講師としての研修を受けられているか

ピアノの先生がピアノが上手なのは当たり前ですが、指導の仕方は先生の経験や考え方によって変わります。
特に企業などで複数人の先生で運営している教室では、先生が変わるごとにレッスンの質が大きく変わっては困ります。

講師の研修を定期的に行っている教室であれば、レッスンのクオリティが一定に保たれていることが期待できます。

性格などキャラクターはあっているか

先生も人ですから、性格や考え方がそれぞれあります。

レッスン時間いっぱいにピアノの指導をしてくれる先生。
雑談を交えて楽しい時間を提供してくれる先生。
同じ教室だったとしても、生徒さんとの接し方も様々です。

体験レッスン時には、以下のようなことを具体的に希望したり、相談することが大切です。

  • どのようにレッスンを進めてもらいたいか(とにかく楽しみたい・基礎からしっかりなど)
  • やりたいジャンル
  • 講師の年代や性別
先生選びのヒント

体験レッスンに行った場合、その時に教えてくれた先生が入会後も担当されることが多いです。
体験レッスン申し込み時にどんなレッスンや先生を希望しているかをできるだけ詳しく相談するのが良いです。

「教室は良かったけど先生との相性は不安……」という場合もあるかと思います。
そんな不安がある人は以下の特徴を持つピアノ教室がオススメです。

入会後に何度も講師を変えられる教室→Beeミュージックスクール(紹介記事)
講師が決まるまで無料でレッスンを受けられる教室→椿音楽教室(紹介記事)

あなたの目標が目指せるピアノ教室か?

あなたがピアノを始める目的・目標を明確にしておく

教室探しや体験レッスンを始める前に、あなたがどうしてピアノを始めたいのか、どんな曲を弾けるようになりたいのかなど、目的目標を明確にしておきましょう。

そうすることで、教室選びの基準も作りやすいですし、体験レッスン時の講師の方も相談に乗りやすくなります。

目的・目標の例
  • 目指すレベル→好きな曲を弾いて楽しみたい、プロを目指したいなど
  • 弾きたい曲のジャンル→クラシック、J-POP、ロックなど
  • 教室に通う目的→趣味として継続的にピアノを弾きたい、結婚式で1曲披露したいなど

目的・目標に合ったコース・レッスン内容があるか

目的と目標がはっきりすれば、それに合致するピアノ教室を絞り込むことができますね。
ピアノの上達やプロデビューに力を入れている教室もあれば、趣味として楽しむことを第一に考えている教室もあります。

また、ピアノ教室はクラシック曲を主として取り扱っているところが多いですが、ロックやジャズを得意とする教室も中にはあります。

あなたに都合のよいコースやレッスン内容がある教室を探してみましょう。

あなたのレベルに合っているか

あなたに合ったレベルのレッスンをしてくれるかどうかも大事です。
優しすぎては退屈ですし、難しすぎても苦痛になってしまいます。

体験レッスンで雰囲気を感じとり、入会後は積極的に先生に相談しながら指導を受けるのが望ましいです。

アクセスのしやすいピアノ教室かどうか

何事も手軽に始められる環境を作るのがモチベーションアップの秘訣です。
アクセスしやすければ、朝早い時間帯や深夜帯、用事が終わった後にも通いやすく、スケジュールの組み方に柔軟性が生まれます。

スケジュールの組みやすさは継続のしやすさに繋がるため、重要です。

また、駅近であれば、女性やこどもが夜の遅い時間に通う場合に防犯面でのメリットも大きいです。

大手のピアノ教室か、個人のピアノ教室か

大手の教室個人運営の教室ではピアノを習うといっても、先生やレッスン内容に少し傾向に違いが出ます。

大手教室というのは、ヤマハやカワイなど企業が運営している教室のことです。
講師の採用試験を行っているので、レッスンのクオリティには安心感があります。

個人教室というのは、先生が自宅などで一人で運営しているところもあります。
講師になる為に試験や資格が必要ないので、生徒自身が自分と先生の相性を見極める必要があります。

しかし、レッスンのスケジュールや内容などは柔軟に対応してくれる場合も多いです。

大手ピアノ教室個人ピアノ教室
料金が高い傾向
講師採用試験がある場合が多い
グループレッスンのコースがある場合もある
料金が安い傾向
講師採用試験が無い場合が多い
個人(マンツーマン)レッスンがメイン
大手と個人の傾向

費用とレッスン回数

費用は個人教室のほうが安い

個人で運営されている教室のほうが月謝が安く済む傾向にあります。
相場は、個人教室が7,000円~8,000円あたりで、大手教室が10,000円前後です。

安いからと言ってレッスンの質が劣るというわけではありません。
それぞれメリットとデメリットがありますから、あなたの望むピアノライフに適した教室を選びましょう。

オススメは月2~3回

子供のお稽古のように毎週1回ずつ通うのは、社会人であってもなくても、大人には案外厳しいところがあります。
月に1~2回お休みの週があるくらいがちょうどよいです。

私は基本的に月4回レッスンの教室に通っていますが、仕事や他の用事などで休まざるを得ないことが多々あります。
振替レッスンをしてくれるといっても、そう何度も欠席しては振替を消化しきれません。

レッスンは月2~3回にして、レッスンの無い日はじっくり自主練習をしたり、他の趣味や用事に時間を充てるなどするのがよいでしょう。

短期集中でレッスンしてくれるところもある

結婚式で曲を弾きたいなど期限付きの明確な目標を持ってピアノを始めようとしている人もいるでしょう。
そんな人もOKなコースやレッスン形態を用意している教室があります。

一方でピアノの基礎練習を大事に考えているために、短期集中レッスンのようなことをしていない教室もあります。

この手の方は限られた時間を有効に使うためにも、入会や体験レッスン前に事前調査や問い合わせをしてみることが大事です。

スケジューリングの柔軟性

仕事や家庭の都合でイレギュラーな用事が差し込まれることって時々ありますよね。

複数のスタジオの中からレッスン毎に好きな場所と時間で指導を受けられたり急な欠席でも無料で振替レッスンをしてくれる教室だと嬉しいところ。

特に、毎週同じ曜日と時間に通うのが難しい人は次の制度を持つような教室を選びましょう。

オススメの制度の例

振替が無料→EYS音楽教室(紹介記事)
レッスン毎に好きなスタジオと日時で予約できる→シアーミュージック(紹介記事)

マンツーマンレッスン/グループレッスン

レッスンの様式は、大きく分けてマンツーマンレッスンとグループレッスンに分かれます。

マンツーマンレッスンは、先生と生徒が一対一で行うレッスンです。
生徒のレベルや希望に沿った内容で指導を受けやすいです。

グループレッスンは1つの部屋で一人の先生が、複数人の生徒に対して同時進行で指導をするスタイルです。
グループレッスンは料金が安いですが、生徒個人の希望に沿ったレッスンを受けづらいです。

オススメはマンツーマンレッスンです。

発表会などのイベントの有無

人前で演奏をする機会があると、練習のモチベーションに繋がります。

ある期日までに曲を完成させないといけませんから、嫌でも上達します。
他の生徒の演奏も聴けるので、良い刺激になること間違いなしです。

教室によっては、生徒同士でバンドを組んでライブを行うこともできます。
また、音楽とは関係ない、先生や生徒同士の交流を目的としたイベントを行う教室もあります。

仕事や学校以外での新しい自分の居場所を求めている人にはそのような教室もおすすめです。

もちろん、このような発表会やイベントに参加したくない方もいるでしょう。
その場合は、参加が自由な教室を探すのが良いです。

練習室の有無

  • ピアノを持っていない
  • 電子ピアノなら持っているけどアコースティックピアノでも練習したい

そんな人が要チェックなのが、練習室の有無です。

教室によっては有料または無料でピアノが設置されている練習室を貸し出してくれます。

レッスンを受けてその足で練習室へ向かえば、指導の記憶があるうちに効果の高い復習もできますね。

通いたいピアノ教室で練習室の貸し出しがされていなければ公共施設の音楽室を借りる手もあります。

グランドピアノの有無

ピアノ教室といっても、実はグランドピアノを置いていない教室があります。
ピアノ以外の楽器のレッスンもしている教室に時々見られるケースです。

アップライトピアノではだめなの?と思われる方もいると思いますが、
グランドピアノとアップライトピアノは構造が少し異なるため、以下の点で違いがあります。

  • 鍵盤を連打した時の応答性
  • 音の響き方
  • 弾き心地

難しい曲を弾きたい人や、ピアノの上達を積極的に目指したい人は、教室でだけでもグランドピアノで弾きたいところです。

それぞれの音楽教室の設備をチェックしてみましょう。

そのほか教室ごとの個性も要チェック

基本的なピアノ教室の探し方は以上になります。

教室によっては、他の教室にあまり見られないような特殊な制度やサービスを設けているところもあります。

特色の強い教室
EYS音楽教室

楽器(ピアノ)がもらえる(紹介記事)

MUZYX

ロックやジャズがメインのサブスク型教室(紹介記事)

シアーミュージック

プロデビュー支援が充実(紹介記事)

あなたにとってメリットの大きいサービスをしている教室を探しましょう。

まとめ

今回はピアノの音楽教室の探し方を解説しました。

あなたに合ったピアノ教室が見つかりますように!
入会前に体験レッスンは、行くようにしましょう。

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