ピアノの騒音対策に!おすすめの防音マットを紹介

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防音マットで騒音対策をして、安心のピアノ演奏をしたい
防音マットの種類が知りたい
防音マットの選びは何に気を付ければいいの?

ピアノ練習の騒音対策として定番の防音マット。
集合住宅の階下や近隣の住民に迷惑をかけないためにも必須のアイテムです。
部屋全体に敷けば、足音対策や物を落とした時の床の傷対策にもなりますね。

下の階に他の人がいる状態であれば、騒音トラブルが気になってマットなしにピアノを気持ちよく弾くことなんてできません。

しかし、ひとえに防音マットといってもいろんな種類のマットがあるためにどれを買えばよいか迷っている方もいるのではないでしょうか?

本記事ではピアノ用の防音マットの選び方とオススメの防音マットを紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • 防音マットの選び方
  • オススメの防音マット
もくじ

防音マットの選び方

厚み

防音マットは一般的に、厚みが5~20mmほどのものが多いです。

ピアノは打鍵をした時の衝撃音(固体伝搬音)が発生します。

ピアノの下に敷く防音マットはこの衝撃音を軽減する目的で敷くことになりますので、あまり薄いと心許ないです。

かといって、あまり厚くて柔らかいマットだと電子ピアノやアップライトピアノなど細身のピアノを置いた場合は楽器本体がぐらついてしまいます。

防音マット自体の厚みは5~10mmほどを目安に選びましょう

それに加え、防音マットの下に後述する固めの防振マットやコルクボードを敷くことをオススメします。

遮音等級(L値)

マットの厚みが一緒でも、マットの構造や材質によって性能はさまざまあります。

どの程度の遮音性能が期待されるかの推定値を表すのが、L値です。

L値はJIS規格(日本工業規格)に基づく方法で上階の音が階下へどの程度響くかの推定値を基準化したものになります。

旧い表記方法で「L-40」、新しい表記方法で「△LL-6」などと記載されているものです。

数字が小さいほうが遮音性能が高いとされるため、「L-35」、「△LL-5」と表示されているものから防音マットを選びましょう

ただし、L値はあくまで推定値です。

実際に階下へどの程度音が響くのか(響かなくなるのか)はもともとの床や壁の質にもよります。

保証値ではない点はご留意ください。

重さ

迷ったら比較的重いものから選ぶのが無難です。

質量≒密度が高くなると音を遮る能力(遮音性)も高くなる「質量則」を考えると、マットも重いほうがピアノから伝わる音を遮る力が強くなります。

ただし、遮音性が高くなると音を跳ね返す力も強くなり、部屋の中で響いてしまいやすくなります。

防音の種類は「遮音」と「吸音」の2種類があります。

遮音は上述の通り、音を跳ね返して遮ることで防音します。

吸音は音を跳ね返さずに透過しますが、透過する過程で音を減衰させます。

実際には遮音性の高い重い材料と吸音性の高い軽い材料の組み合わせがベストです。

下記リンクで紹介する「足音マット」のように複数の材質が層になって組み合わさっているマットを購入するか、遮音マットとして販売されているものと吸音マットとして販売しているもの(重いマットと軽いマット)を重ねて使用するのがよいです。

サイズ

あまりにもピアノのサイズぴったりに買ってしまうと、ピアノの位置合わせが大変ですし、電子ピアノやアップライトピアノの場合はぐらつきの原因になります。

サイズ指定できるマットであれば、ピアノの寸法プラス4方向に10cmほど余裕を持たせた寸法で購入しましょう。

またピアノの椅子を置く範囲まで敷けば、椅子を引きずる音の防止になりますし、部屋全体に敷けば足音や物を落とした時の音の軽減にもなります。

防振マットとの違い

防振マットは、遮音マットや吸音マットとは違い、マットそのものが振動しないことで音を抑えるタイプのマットです。

密度が高く、硬いものが多いので防音マットの下に敷いて併用するのもおすすめです。

まとめ

今回は防音マットについて詳しく紹介しました。

防音マット以外での騒音対策についてまとめた記事もありますので合わせてご覧ください。

生ピアノはマットを敷くためなどで移動させると調律が必要になってしまいますので、失敗の無いように慎重に検討しましょう。

防音マットを敷いて、騒音トラブルの不安をなくして楽しくピアノを弾けるようにしましょう!

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